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今日みたいな晴れの日は、ケルティックハープを連れてちかくの公園へ。
光と音のトゥインクルに満たされて至福のひとときです。
風が吹くと弦が共鳴して「ふぁあ〜〜〜ん♪」って、鳴るんだけど、これがほんとに素敵なんです。
虹色の風になるんです。魔法みたい。
さて、タイトルにあるのは「アレクサンダーテクニーク」。音楽やボディワークをやっているひとなら知っているかもしれないんだけど、要は「身体の使い方」を再教育することによって、こどもの頃に持っていたはずの心身の自由を取り戻すというボディワークです。もともとは音楽家や俳優など、表現者のために研究されたものらしいんだけど、根本的な「身体の使い方」を学ぶので、生けとし生けるものすべてに共通して役立つということで、今では医療やアスリート、文学、哲学、動物行動学の世界に至るまで、あらゆる分野で注目されているんだそうです。
先週から2回程レッスンに通ってワークをしたのですが、これはちょっとすごいかもしれない。
ひとが普段意識しない領域にアプローチするので、残念だけど、はがゆいけど、言葉ではどうやっても説明しきれないんです。
それともいつか、できるようになるのでしょうか。
・・・・べつに今やってみてもいいんだけどね、すごく長くなりそうなのと、やっぱり言葉にしてしまうのがもったいないのでやめておきます。
だけどあたし、もしかしたら、これから一生これと関わっていくことになるかもしれません。
そんな予感すらしています。
まだたったの2回しか受けていないけれど、明らかに変わったことがあります。
それは、「声のクオリティ」と、「聴覚の感度」!高周波のひびきがえらいことになってきたよ。
一昨日レコーディングに向けてリハをやったのだけど、相方も「声が変わった。すごくいい」と言っていました。
あ、でももしかしたら声と聴覚の変化はハープの効果も大きいかも。
みつゆき先生も言ってた。「ハープを弾いてると声が変わるんです」って。
おもしろいなぁ。
これからどうなっていくんだろう、あたしの身体。
楽しみだにゃ。
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by idatopingala-yuga
| 2010-04-25 21:38
| アレクサンダーテクニーク

最近ハープを習いはじめたの。
ココロ奪われてしまったの。
やっと出会えたあたしの楽器。
ウタがいちばんのヨロコビだけど、匹敵するかもしれない。
歌いながら弾きます。
これからの相棒です。
さて、このアイリッシュハープ、梅田のみつゆき先生に習っているのだけど、この先生がまた素敵なんです。
まずとっても褒め上手。チューニングに至ってまで褒めてくれます。
そして怒らない。感情的に怒ったりイヤミを言ったり、高圧的な音楽の先生はたくさん知ってるけど、怒らない先生はあんまりいません。「教育」において、怒ることほど無益どころか有害なことはないと思っているので、これは本当にありがたいです。
そしてなによりも、「音楽の本質」について伝えようとしてくれる数少ない音楽の先生です。
毎回レッスンに行く度に新しい発見があり、さらにさらにハープが好きになって帰ってきます。
日本にいるあいだにできるだけたくさん、ハープのすてきな秘密を教わっておきたいなぁ。。。
そして夏からはアイルランド!
そしてそしていつの日か、ハープと一緒に世界中を旅してうたうんだ♪
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by idatopingala-yuga
| 2010-04-22 21:51
| music
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「すみません」
と、通りすがりの見知らぬおじさんに声をかけられました。
わたしは道などを訪ねられることが多いので、
「はい?」
と、快く返事をしました。
すると、
「200円いただけませんか?」
と言われました。
一瞬耳を疑いましたが、なんとか事態をのみこんで、
「・・・・・何に使うんですか?」
と聞くと、
「2日間何も食べてないんです。」
よく見るとおじさんは確かに衣食住事足りていない感じでした。
「あ、・・そうなんですか。・・・200円、あるかなぁ。・・・あ、これ、ちょっと足りないかも知れないんですけど・・」
といって、持っていた小銭を全部渡しました。正直ちょっと怖かったので、小銭を渡すとき手には触れないようにしました。
おじさんは「ありがとうございます」と2回言って、立ち去っていきました。
取り残されたわたしは、なんだか不意打ちをくらったような感覚でした。
だけど悪い気は全然しなかったです。
何年か前、自動車免許の登録をするときに100円足りなくて本当に困ったことがあって、でも周りは知らないひとだらけ。誰にも「ください」とも「貸してください」とも言えなくて、母親に電話して遠くからわざわざ持ってきてもらったことがあります。
だけど、もしあのとき勇気を出してお願いしていれば、きっと誰もが助けてくれたと思います。
困ったとき、ひとに「助けて」って言える。
これって自立した大人の条件だよなぁ。
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by idatopingala-yuga
| 2010-04-05 22:52
| 日記
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