「好き」(だいじな日記)
2010年 05月 24日
あと3ヶ月を切ったので、ようやく具体的な留学準備に取りかかりました。
怠け者で小心者なのでエージェントを利用しますが、それでもやらなきゃいけないことはこまごまと結構あるもんです。シティバンクに口座つくったり、保険申し込んだり、飛行機とったり、虫歯治したり・・・そして英語英語英語の勉強
実は、この期におよんで葛藤してました。
レコーディングのあと数週間、いわゆるスランプってやつでした。
緊張がひとつほどけたところに、いくつかの心乱されるできごとが重なったせいか、何も出来ないし不安で仕方がない。そんな日々でした。
なんでアイルランドに行くんだろう。
こんなに居心地のいい場所を離れて、どこに行こうとしてるんだろう。
これからどうやって生きていくんだろう。
やっぱりあの資格は取っといたほうがいいんじゃないのか。
それに・・・大切なひとと、はなればなれになってしまう。
からだのパーツがばらばらになって、うまく身動きがとれない。
理屈をこねて、言い訳して、いつまでたっても核心にせまれない。
それでも、家族や恋人に話し続けました。自分のことをぐちゃぐちゃと。とりとめもなく。
そんな中で飛び出した、たったひとつの本音。
「あたし、うたが好き」
・・・・ほんとはただそれだけなんだ。
そう言ったら泣けてきてしょうがなかった。
あぁ、まえにもあったな。こういうの。「あなたが忘れてきたものはウタなのかもしれないね」って言われて、どうしようもなく泣いてしまった。たぶん2年前だ。
それ以前はというと、ほんとに好きなものに向かうときがいちばん怖いから、自分が傷つかないように、いつしかウタを遠ざけていました。
それから、2年間、おそるおそる、びびりながら、いろんなひとのチカラを借りて、少しずつ歌うことを取り戻していきました。それでもまだ、覚悟が決まっていなかった。
「プロの歌手になる」 中学生が描いた夢を、そのまま引きずりつづけた大人がここにいますよ〜!
この歳になって、ひさしぶりに母親に本気で怒られたのよ。「そろそろ人をおちょくるようなよそ見をしないで、本当に好きなことを真剣に腰をすえてやりなさい。好きなことはもう優先してやっていかないと仕方がない。」って。
・・・・・・・・やっていいんですか?・・本当にやっていいんですか??
思い起こせば、いつも応援されていた。才能無いからやめとけとか言われたことは一度もなかった。「できないかもしれない」勝手にそう思い込んで自分に限界を設定していたのは、他でもない、あたし自身だ。
それに気づいたとき、やっとスランプを脱出しました。
で、ようやく準備に取りかかったわけです。
アイルランドという国を選んだのはほとんどひらめきでしかないのだけれど、多くのアイリッシュの歌手がもつ独特の透明感と、神秘的でありながら素朴で可愛くて、哀しいけれどやさしい、そんな世界感が大好きで、第二のふるさとにしたいと思ったの。
直感がすべてではないけれど、この直感には従ってみたい。
まっすぐ、できるだけシンプルに。
怠け者で小心者なのでエージェントを利用しますが、それでもやらなきゃいけないことはこまごまと結構あるもんです。シティバンクに口座つくったり、保険申し込んだり、飛行機とったり、虫歯治したり・・・そして英語英語英語の勉強
実は、この期におよんで葛藤してました。
レコーディングのあと数週間、いわゆるスランプってやつでした。
緊張がひとつほどけたところに、いくつかの心乱されるできごとが重なったせいか、何も出来ないし不安で仕方がない。そんな日々でした。
なんでアイルランドに行くんだろう。
こんなに居心地のいい場所を離れて、どこに行こうとしてるんだろう。
これからどうやって生きていくんだろう。
やっぱりあの資格は取っといたほうがいいんじゃないのか。
それに・・・大切なひとと、はなればなれになってしまう。
からだのパーツがばらばらになって、うまく身動きがとれない。
理屈をこねて、言い訳して、いつまでたっても核心にせまれない。
それでも、家族や恋人に話し続けました。自分のことをぐちゃぐちゃと。とりとめもなく。
そんな中で飛び出した、たったひとつの本音。
「あたし、うたが好き」
・・・・ほんとはただそれだけなんだ。
そう言ったら泣けてきてしょうがなかった。
あぁ、まえにもあったな。こういうの。「あなたが忘れてきたものはウタなのかもしれないね」って言われて、どうしようもなく泣いてしまった。たぶん2年前だ。
それ以前はというと、ほんとに好きなものに向かうときがいちばん怖いから、自分が傷つかないように、いつしかウタを遠ざけていました。
それから、2年間、おそるおそる、びびりながら、いろんなひとのチカラを借りて、少しずつ歌うことを取り戻していきました。それでもまだ、覚悟が決まっていなかった。
「プロの歌手になる」 中学生が描いた夢を、そのまま引きずりつづけた大人がここにいますよ〜!
この歳になって、ひさしぶりに母親に本気で怒られたのよ。「そろそろ人をおちょくるようなよそ見をしないで、本当に好きなことを真剣に腰をすえてやりなさい。好きなことはもう優先してやっていかないと仕方がない。」って。
・・・・・・・・やっていいんですか?・・本当にやっていいんですか??
思い起こせば、いつも応援されていた。才能無いからやめとけとか言われたことは一度もなかった。「できないかもしれない」勝手にそう思い込んで自分に限界を設定していたのは、他でもない、あたし自身だ。
それに気づいたとき、やっとスランプを脱出しました。
で、ようやく準備に取りかかったわけです。
アイルランドという国を選んだのはほとんどひらめきでしかないのだけれど、多くのアイリッシュの歌手がもつ独特の透明感と、神秘的でありながら素朴で可愛くて、哀しいけれどやさしい、そんな世界感が大好きで、第二のふるさとにしたいと思ったの。
直感がすべてではないけれど、この直感には従ってみたい。
まっすぐ、できるだけシンプルに。
by idatopingala-yuga
| 2010-05-24 19:17
| 日記