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日々に耳をすまし、うたうように暮らします。イダトピンガラ(vo)優芽の日々の記録。アイルランドと日本を行ったり来たり☆アイリッシュハープは修行中!


by idatopingala-yuga
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「愛を読むひと」

またもやすばらしい映画に出会いました。


「The Reader」

「愛を読むひと」_a0153843_4332675.jpg



1958年、ドイツ。15歳のマイケルは、気分の悪くなったところを21歳年上のハンナに助けられたことから、二人はベッドを共にするようになる。やがて、ハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになり、マイケルの想いは深まっていくのだったが、ある日彼女は突然マイケルの前から姿を消してしまう。数年後、法学専攻の大学生になったマイケルは、ハンナと法廷で再会する。彼女は戦時中の罪に問われ、ある秘密を隠し通したために窮地に追いやられ、無期懲役の判決を受けるのだった。時は流れ、結婚と離婚も経験したマイケルは、ハンナの最後の“朗読者”になろうと決心し、ハンナの服役する刑務所に物語の朗読を吹きこんだテープを送り続けるのだったが…。

『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリーが、世界的ベストセラー小説「朗読者」を映画化。ハンナを『エターナル・サンシャイン』『タイタニック』のケイト・ウィンスレット、マイケルを『レッド・ドラゴン』『イングリッシュ・ペイシェント』のレイフ・ファインズが演じる。(作品資料より) [ 2009年6月19日公開 ]

(あらすじはgooより)



あつかっているテーマが重いし心理描写が深く、作品中にシンボリックなエレメンツがたくさんちりばめられていて。すごくおもしろい。
安易にひとを感動させないところがニクいです。
見終わったあといつまでも尾をひくもんで、昨日と今日で2回も見てしまいました。

それになんといってもマイケルの若い頃を演じていたデビッド・クロス(18歳!)がすごく可愛い!
ケイト・ウィンスレットがこの作品でアカデミー主演女優賞をとって話題になったみたいだけど、いやいや!相手役デビッドクロスあってこその輝きでしょう。
完全にココロ奪われてしまいました。






映画自体はすごくシリアスな作品なんだけど、前半はこれでもか!ってほど裸で絡み合っているので、ホストファミリー勢揃いで見るのにはちょっと。。。(笑)

鑑賞はもちろん英語です。あらかじめ大まかなあらすじを調べておいたのと、それに今回は(英語だけど)字幕をつけられたので、複雑な構成だったにもかかわらずお話の途中で迷子になることもなくどっぷり集中できました。

そうそう!DVD特典でメイキング映像が付いていたのだけど、フィルムコンポーザーのニコ・マーリーの若いこと!同い年やん!!そしてなんという才能。。へぇ〜、このひとビョークのmedullaに関わってるんだね。
レコーディングでオーケストラの指揮をとる姿がかっこよすぎました。



これはぜひまた観たい。
おすすめです。



「愛を読むひと」_a0153843_5212024.jpg

(雪の日、クリスマスツリーのリビングにて)
by idatopingala-yuga | 2010-12-05 05:26 | 日記