日々に耳をすまし、うたうように暮らします。イダトピンガラ(vo)優芽の日々の記録。アイルランドと日本を行ったり来たり☆アイリッシュハープは修行中!


by idatopingala-yuga
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たいへんだ!氷点下で難民になっちゃった!!

もはや「雪きれ〜♥」とか言ってられません。


今や完全に生活の敵。
都会の雪(ダブリンのシティセンターを都会と言っていいのかどうかわかりませんが)はすでにきれいでも幻想的でもなくて、なんていうんかな・・・・・・「ミゼラブル」。ミゼラブルとしか言いようが無い。
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悪天候でバスがストップしたせいで、氷点下の市街地に「家に帰れない難民」が大量発生!!!!
(ダブリンには地下鉄が無く、ダートという電車1本とルアスという路面電車が2本走っている以外は、ほとんどの人が市バスを使って生活しています)
だってね、道路が凍ってんのにタイヤに付けるチェーンとかないんだもの。
そもそもそういうアイデアが無いんだもの!
そら渋滞になるわ。
っていうか危ないわ!!

例えばバスに乗ったは良いけどいつもならたったの3分の距離を、今日は40分かけて徐行以下のスピードで進むのです。
そして「これはもうどうにもならんから降りてくれ」って。
そうだよね、そうなるよね。でも降りてからどうすればいの??!!
タクシー、もちろん足りてません。機能しません。

仕方ないので歩きます。止まっていると凍えてしまうから。
でも家ははるか彼方。途中で考えるのをやめてバーガーキングに避難。
でもそうしていても帰れないので解決策を探すため、やっぱりまた歩きます。
水たまりに足をつっこみブーツの中はぐっちょぐちょ。冷たいとかじゃなくて針で刺されているような痛さ。
凍傷になるんじゃないかと泣きかけても、ホームレスの人々を横目に(ご存知のように、アイルランドは現在経済危機で待ちにはホームレスが溢れています)「なにをこれしきにことで!」と気を取り直して歩きます。


そんなこんなで同居人のマヤちゃん、そしてマヤちゃんのクラスメイトでスパニッシュのマリアンと合流。
もちろん彼女達も難民のひとり。
途方に暮れていたところ、どうやらマリアンがメールでアイリッシュの友達に助けを求めているようです。

「土曜日にパーティで知り合ったアイリッシュの男の子で、家に呼んでくれてごはんまで作ってくれたとても親切な人。車を持っていて20分で来てくれる」

マリアンの英語はまだかなり初心者で、コミュニケーション(というか情報伝達)が結構難しいんだけど、どうやらそんなことを言っています。

え〜〜〜〜〜〜、それはすごくありがたいけどどうなの?大丈夫なの??
っていうかマリアン!初対面の(しかも外国でパーティで知り合った)男子の家に呼ばれたからってすぐに行っちゃうのはダメだと思うよ!土曜日ってしかも、たった4日前やん!
・・・・・・・・・ラテン系だから?




一抹の不安はあるものの、他に選択肢も無いしとてもありがたいのでその彼を待つことに。
果たしてほんとに来てくれるのか。
そして来てくれたとしてこの渋滞で家にたどり着けるのか/



結論から言うと、彼(ケビン)は本当に親切に無事家まで送り届けてくれました。
渋滞にも辛抱強く、ユーモアをかます余裕さえ!
「なにかお礼がしたい」と言うと、「天気のせいで困ってるひとがいるなら、僕は助けなきゃいけない。だから気にしないでいいよ。ただそう言ってくれてありがとう。」だって!
なんてジェントル!!!
彼のおかげで本当に助かりました。
そしてマリアン!あなたはすごいです。英語がほとんど出来なくても、なんだかとっても隙だらけでも、君のその勇気とコミュニケーション力に助けられたよ。
必要だな、それ。ほんとに。

ありがたい!!ありがとう!!!!




とにかく、帰ってこれてよかった〜〜〜〜〜〜。。。。。
ミルクティーのあったかさと、ごはんをつくって待っていてくれた家族のなんて幸せなこと!!
おうちがあるって素晴らしい。


結局ふだんは45分の通学路が、なんだかんだのトラブルでなんと5時間もかかってしまったという。
思い起こせば、アイルランドに来てからこれといったトラブルも無く暮らしていたのでこれが初めての「事件」です。結局やっぱりこうやってひとに助けられて生きてるんだな。


少なくとも今週いっぱいはこの天気が続くそうなので、明日は学校は休みます。
もう氷点下で難民になるのはこりごりです042.gif


でも、今回あたし達はラッキーだっただけで、まだ街には家に帰れないひとがいっぱいいるだろうし、そもそも家の無いひとだっていっぱいいる。
ただただ胸が痛みます。
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by idatopingala-yuga | 2010-12-02 07:44 | アイルランド