日々に耳をすまし、うたうように暮らします。イダトピンガラ(vo)優芽の日々の記録。アイルランドと日本を行ったり来たり☆アイリッシュハープは修行中!


by idatopingala-yuga
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大きな耳

ここのところ、妙にやる気がでなかった。

イダトピンガラというピアノとウタのデュオをやっているのだが、相方に言われてしまった。
「去年の夏とか秋とかはもっと目ぇきらきらさせて、音楽がうれしいの〜!っていうオーラ全開やったのに、今年入ってからは特にあんまりやる気なさそう。一緒にやってる者としてはさびしい」というようなことを。

そうなんだ。図星なんだ。何をやってもだるいし、身体がギュっと詰まってて、正直歌っててもあのシビレるようなアレが無いんだ。
イダピンとしては近々レコーディングが決まっているし、ライブもいくつか決まりそうだし(中にはちょっとした大舞台も!)俊くんは素晴らしい新曲を書いてきてくれたのに!

しかも個人的には憧れのアイルランド留学が控えているし、春だし、残りの日本生活を謳歌したいのに。大好きな尊敬するミュージシャンが「一緒にやってもいい」って言ってくれてるのに。
・・・もっとわくわくしててもいいはずなのに!


なんだろうなんでだろうって思ってたら、あったよ。答えが。この中に。


大きな耳―音の悦楽、音楽の冒険

W.アラジン マシュー / 創元社



このブログのタイトルにもなっている、アラジンマシュー著「大きな耳」。
あたしには一番のバイブルかもしれない。
音にたずさわるひとなら(そうじゃなくても)一度は読んでみて欲しい。すごいから。
ダーリンに勧められた本なのだが、例によって実家の本棚にも並んであった。
父親に似た男を好きになるっていうアレか。・・・やだ!・・なんかため息がでるけど、そうよ、本の趣味に共通点があるってだけよ。あの人達は別モノだもん!

まぁいいや。話がそれた。
ここにね、「やる気が起きないのは自己防衛のためである」って、書いてあったんだ。

そうなんだ。そうなの。あたし怖いのよ。
ここにきて、自分の望んでいたことがひとつずつカタチになっていく。
だけど、本当にあたしにその資格があるのか?つまりは「自分には幸せになる資格があるのか」ってとこに、もろ手を振ってGOサインが出せないんだ。

誰かが言ってた。

「いつだって
 いちばん好きなものに向かう時が
 いちばん怖くて
 いちばん傷が深いことを
 あなたはよく知っている。」

うん。自己評価が低いせいで、掴みそこねてしまったものがたくさんある。
無意識が言うんだ。「あんたなんかは幸せになっちゃいけない」って。

でもね、これも知ってる。

「ひとつ怖くて引いてしまったら
 自分がどんどんちいさくなってくことも。
 引いてしまった無事のつまらなさも。」

そう。外の世界が怖いからって、ちっちゃくっちっちゃくなってた頃、本当につまんなかった。
だから、不安や孤独からちょっとずつ芽を出して、世界とつながり始めたんだ。
それがここに来てようやく、なにかが大きく動き始めた。

あの頃からしたら、ひとりで海外で生活なんて夢のまた夢だったもんなぁ。
自分のウタがだれかに感謝されるなんて、信じられないことだったから。

そんなことを考えていたら、こんなメールがきたの。

「全部順調よ。大丈夫大丈夫。」

何も深い意味は無いのかもしれないけど、なんかありのまま全部肯定されたみたいで、うれしかったな。心から望んでいるものを受け取る勇気を持っていいし、「怖い」と思うことすら「順調」に含まれるのだ。

そう思えたら、ちょっとチカラが湧いてきたよ。
新しい曲に詩ものったよ。


everything is gonna be alright♪

大丈夫、全部順調!!
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by idatopingala-yuga | 2010-03-24 23:46 | 日記